棚や家具の配置を工夫し、境界を作ってあげます。じゅうたんの色分けや間仕切りカーテンなどでも良いでしょう。あなたのスペースはここですと目で見てわかるようにします。

 1つの場所には1つの目的を定めて、その空間と作業を1対1で意味付けます。

 ご家庭では、居間が食事の場所であったり、来客を迎える場所で会ったり、勉強する部屋でもあったりします。居間が複数の意味を持つわけです。

 ご飯だと思って来てみたら勉強だった・・・視覚的にものごとを判断することの多い自閉症の方の判断を裏切ることになってしまいます。混乱してしまいますね。

 自閉症では感覚過敏を持つ方が多いので、妨害刺激の除去も有効です。